松囃子について

「博多松囃子」は、正月の年賀行事が博多の人々によって風流な民俗文化となり定着したものです。「流(ながれ)」とよばれる博多の自治組織によって現在まで受け継がれています。

三福神 櫛田神社にて 令和八年
左から福禄寿 夫婦恵比須 大黒天

大黒天と傘鉾 令和八年

毎年5月3日、4日に賑やかに開催される「博多どんたく港まつり」。初日の午後1時にスタートするパレードで先頭を歩いているのが「博多松囃子」です。
博多松囃子は室町時代から続いており、どんたくの源流でもあります。

松囃子の「三福神」(福神(福禄寿)、恵比須(夫婦恵比須)、大黒天)と「稚児」は2日間で150ヶ所以上もの商家や企業、官公庁などをお祝いして廻ります。

新天町 令和八年

福神は福神流、夫婦恵比須は恵比須流、大黒天は大黒流が受け持ち、それぞれ「言い立て」を謡う子供たちを先頭に、三本の「傘鉾」(めでたい字や絵をかいた6枚の揮毫を垂らした鉾)、御神馬にまたがった神様、白丁(はくちょう)を着た御付き、そして流の人々という順番で街々を祝い練り歩きます。
大黒流はもともと「洲崎町流」と称していましたが、松囃子で大黒天を奉っているので明治初期より大黒流となりました。